少し過ごしやすくなってきました。
ようやくですね。
今日はイリノテカンのお話です。
イリノテカンの治療を受ける多くの方にも
ウィッグをお作りしてきました。
続けているとフルウィッグが必要になる治療ですが
脱毛のペースは少しゆっくりな印象です。
今年の7月初めにお会いしたHさまは大腸がんの治療で
イリノテカンによる脱毛が始まっていました。
Hさまはメンズの方です。
治療の開始日から考えると脱毛は少なく
フルウィッグと部分ウィッグの両方をご試着いただきました。
ウィッグを被るには暑い夏だったのと
もともと毛量の多い方なので
残っていた髪でギリギリまで様子を見ることのなりました。
フルウィッグにするか?部分ウィッグにするか?
答えは私にもわからない脱毛の状況でした。
Hさまの治療は治験とことで
イリノテカン以外にも何種類かの薬を投薬されていました。
8月中頃に部分ウィッグをお作りすることになりました。
10月の手術後に続く治療は脱毛が無いことを
担当医から説明があったため部分ウィッグでも
乗り切れるとHさまは考えられたようです。
伸びてくる髪はちょくちょくカットにご来店されて
白髪もヘアマニキュアでお染して部分ウィッグに合わせています。
1か月の入院の間に髪が増えて伸びていると嬉しいです。
ちなみにHさまは仕事の合間にご来店いただくことが多く
入院中も病室でお仕事をされるそうです。
メンズの部分ウィッグもお役に立ってて
何よりです。
詳しくはこちらをご覧ください
8月の半ばからいろいろなことで
バタバタしていました。
一つ終わってホッとしたのは
お世話になっている看護師さんからご依頼の
9月の初めの関東労災病院のオレンジの会の講習
がん患者さんの会でウィッグのアレンジと
治療後のヘアカラーの講習をしました。
資料を作ったりほんとに苦手。。
昔、シェモアでお仕事されていたM’sのミチヨさんも助太刀してくれました。
予想以上に広い会場でした。
アレンジも前日に作って持っていきました。
講習の結果はさておき、無事に終わりました。
少しペースも戻ってきたので、
またブログを更新していきます。
お気軽にお問い合わせください
Chez moiは医療用ウィッグと治療中・後の
髪や頭皮のためのプライベートサロンです。
治療後までサポートが充実。 ご不安なことご相談ください。