医療用ウィッグや治療後の髪のことも

マンションの一室でお受けしている美容室シェモアの吉成ひろみです。

昨日は定休日でしたが

脱毛の始まっている方のスリール調整もあり仕事をしていました。

その後、大学病院の乳腺科にパンフレットの補充に行ってきました。

というのも

先週ご試着の方にスリールのパンフレットが無くなっいたけど

看護師さんからおススメいただいたとのことでした。

あらら!それはダメじゃないですか~‼

パンフレットを抱え行ってみると

ブレストセンターのスリールのパンフレットケースが空っぽでした。

バックからパンフレット束を取ってラックに補充をし終わるとすぐに、看護師さんと患者さんがこちらに来ました。

そそくさと、何事もなかったようにその場を離れると看護師さんの説明が聞こえてきました。

何社かのウィッグのパンフレットを各ケースから取り出し、ウィッグの説明を始めました。

 「何社かありますが、ご自分の気持ちに合うもので考えてみてください」看護師さん

離れたところから耳をダンボにして聞いてみました。

「ここは美容師さんが販売されていて、アレンジもできるウィッグで、病院の近くにありますよ」

とスリールのご説明をしてくださっていました。

お礼を言いたいところでしたが、グッと堪えて心の中で「ありがとうございます」と言って、その場を去りました。

遠くから聞いてるのも怪しすぎるので。

「1年間は美容室に行かないので、その分の美容室代と思って。」

最後にそのご説明だけ聞こえました。

有り難いな〜と電車揺れて帰って来ました。

『ウィッグはブローは出来ない!

ヘアアイロンも、まとめ髪もダメです。』

と説明されているウィッグ会社もありますが、

スリールはそれができるキャップ構造と毛材の選択をしているので制限があまりありません。

メンテナンスの時などよく編み込みで仕上げますが

編み込みことでよりウィッグっぽく無くなり

ご自分では難しいこともあり喜んでいただけます。

編み込みって優れ者なんです。

うまい具合に髪に弛みを作れるので

隠したいところを隠せます。

襟足をこんな風に弛ませて。

 
自然に見せるコツです。

「すご〜い」といつも喜んでくださるMさま。

お写真有難うございます。