医療用ウィッグのご相談は
抗がん剤治療が始まる前の患者さんや
脱毛が始まった脱毛症の方に
もとの髪形でお会いする機会が度々あります。


目の前の方の髪形、髪質をどうやって再現するか
いつも考えてウィッグの下準備をしておきます。

先日スリールをお作りさせていただいたOさまは
白髪染めをされていない白髪の多い方でした。

ご試着いただいたウィッグはこのウィッグは
以前ザザッと試着用にカットをしてあったものです。


このウィッグを被ったOさまは
「あまり違和感が無いわね」
と仰っていただいたのですが
私はいろいろ気になる部分がありました。

このウィッグは襟足も白髪の配合が同じなのですが
Oさまは襟足部分は黒い髪が多かったです。

Oさまは気にならないようでしたが
私としては気になって仕方がないので
襟足のパーツを黒髪に変更してみました。

もともとの白髪ミックスの蓑毛を
黒い髪の蓑毛に変更しました。

カットとカール付けもOさまのくせ毛風に


襟足部分は黒が多く自然です。


試着用はこんな感じです。


我ながら気合の入っていないカットと仕上がりです。

誰かのために作るとウィッグはこんなに違うんだなと
改めて感じました。