ベージニオの脱毛と対処方法

医療用ウィッグや髪や頭皮のご相談をお受けしておりますプライベートヘアサロンのシェモアです。

今日はベージニオの髪への影響の傾向をお話しします。

ベージニオは毎日飲むことで乳がんの再発リスクを軽減したり
再発・転移してしまった場合の進行を遅らせがんを小さくするお薬です。

私たちは4年ぐらい前から
ベージニオを使用される患者さん達の髪の様子を見てきました。

2年前からは補助療法としても
使用されている方が増えてきました。

副作用のお話をたくさんの患者さんから伺いながら
髪のケアやご提案をさせていただいております。

髪への影響の傾向として

ベージニオの脱毛は個人差はあります。

服用が始まって半年前後から脱毛が気になる方が
多く髪質も細くなる傾向があります。

体調の副作用などで減薬になると
髪の影響も少し違って感じます。

ベージニオの副作用の説明ですと
ウィッグが必要にならない程度の脱毛と記載されていますが
ウィッグが必要になっている方も先日ご来店されました。

この方は遠方にお住まいの方で
ご来店時の頭皮デトックスと
日々のケアで頭皮用化粧水を
ご利用いただいて脱毛が改善されてきました。

ベージニオに関わらずどの治療の方も
頭皮が乾燥傾向ですが
1月半ごとの頭皮ケアと日々の保湿で脱毛もかなり改善されています。

粒子の細かい頭皮用化粧水は
乾燥をしている頭皮の改善につながるのだと思います。

ベージニオだけでなく
ホルモン治療やイブランス、リムパーザーをお使いの方々にも
個人差はありますが
効果を感じていただいております。

治療による肌の乾燥に対しての保湿が
鍵なのかと思います。

ベージニオの治療とは別で
一般の白髪染めをきっかけにに髪が抜けだして
シェモアに駆け込む方も去年は何人か続きました。

カラーも頭皮を乾燥させる原因にはなりますね。

シェモアではカラー剤にも
この頭皮用化粧水を使用して
施術を行っています。