今月も医療用ウィッグ製作が続きました。


今日は先週スリールを製作させていただいた
フィリピン人の方の再調整でした。


ご家族もお付き添いなのですが
あまり日本語が出来る方がいないので
英語で話すしかない。。


「どうしてうちのお店を選ばれたのですか?」
とご試着の時に伺うと

「病院にはこの店のパンフレットしかなかった!」


いや、そんなはずは無いでしょ(笑)

と言いたかったけど英語が面倒だったので
突っ込みませんでした。

目黒区からのご来店なので近いというわけでもありません。


このお客様のウィッグの様子は
先週より治療のための脱毛が少し進んで
サイズが緩くなっていたので縫製で調整をしました。


今回ウィッグはシャンプーをしていただく約束をしており
状態を確認すると
トリートメントが足りていなかったので
次回のシャンプー時は気を付けていただくことを
お願いしてメンテナンスをしました。


前髪が直ぐにダラっと落ちてきてしまうことが
一週間お使いいただいて気になったことでした。
これはカットと毛流れ調整をしました。

あとは被り方のおさらい。

インナーキャップの被る位置
ウィッグの被る位置を確認して
良い位置を覚えていただいて
来月のご予約の日を決めました。

治療の合間の体調が戻ってきている日です。


こんな感じでスリールのウィッグは
調整やメンテナンス
被る位置の確認
ウィッグの状態に応じてのアドバイスを
お会いする度に行っています。


ウィッグはサイズが合っていて
お顔に似合わせてカットされていること
髪が良い状態であること
被る位置はお一人おひとりで違います。
良い位置で被れていること。

これで、ようやく自然に見えます。

また髪が伸びてくると、
サイズの調整が必要になってきます。


ウィッグは買ってしまえば良いわけではなくて

自然なウィッグは継続的なプロの技術や
不自然な部分の修正が不可欠です。


そのためにスリールの医療用ウィッグを作りました。
1年間のメンテナンスやカット、サイズ調整が無料です。




ということで、
私はしばらく英語での接客が続くことになります。


勉強するかな。。


どうかな


ウィッグはアイロンをご自分でお使いいただく方が
より良い状態になります。(スリールの場合)


これからの乾燥の季節はご自分のお身体とウィッグも
しっかり保湿を心がけてください。