乾燥の季節・ウィッグの絡み

人工毛やミックスのウィッグは
乾燥や摩擦に弱いのですが
今年の冬は雨がとても少なく
極度に乾燥している日が続いています。

いつもの冬以上に
皆さんのウィッグも乾燥して感じています。

ウィッグをお使いの方に知っていただきたいことは
ウィッグはしっかり保湿すること。

洗い流さないトリートメントなどを
絡みやすい毛先や襟元にしっかり塗布をしてください。

絡みが気になる時は毎日使っても良いです。

マフラーやコートの襟などに
髪が擦れることでも静電気が起きます。

また、乾燥をしている人の手でウィッグを触ると
静電気を起こし絡みを増長させます。

コートを脱いだ後など髪を直すときは
なるべく金ブラシなどをお使いください。

少し絡んでしまったら、こまめにシャンプーをしてください。
シャンプーをすることで静電気がリセットされます。

またヘアーアイロンをお使いになると
絡みがしっかり取れます。

毛先を少し湿らせ洗い流さないトリートメントを付け
ヘアーアイロンで伸ばしてみましょう。

スリールの適正温度は180度ですが
メーカーによって耐熱温度が違いますので
ご確認ください。

ヘアーアイロンを使うことで
ウィッグを傷めてしまうと心配される方も多いのですが
意外かもしれませんが
ヘアーアイロンをお使いの方のウィッグは何年も良い状態です。

スリールのメンテナンスの時などに
ご希望の方にはヘアーアイロンのレッスンも行っております。