通常医療用ウィッグ作りは

『もとの髪形』を目指すことが多いのですが

先月は『やってみたかった髪形』の製作が多かった気がします。

先日スリールもメンテナンスにご来店のNさまも

髪色もご自髪より明るめで

長さもご自分の髪より長くお作りしました。

「ウィッグは伸びないし、切ることはいつでもしますよ」

とよくお話ししています。

ただ長すぎる髪に持て余して

「やっぱり切って下さい」

となることも多いのですが、Nさまは長めを楽しまれていました。

前回、私がカールアイロンでお巻きしたカールが、ウィッグを洗った後も残っていて動きがあり、とても自然でした。

10月のご試着の時は
手術の後でお痩せになられていて
動くことも大変そうでしたが
今はお一人で電車で来られるようになり随分お元気になられました。

先日のメンテナンスでもカールをしっかり付けさせていただきました。

ツケマも頑張って付けていらっしゃり、完璧ですね。

『やってみたかった髪形は』、ご家族にも好評のようです。

抗がん剤治療は辛いことですが

少しでも気分良く生活できるよう

ウィッグのサポートは頑張っていきます。